昨今、不動産会社の集客のメインは不動産ポータルサイト(SUUMO・LIFULL HOME'Sなど)となりますが、
「自社ホームページ」を集客の軸の一つとして取り入れている会社も増えてきました。
詳しくは下記をご確認ください。
激変!不動産Web集客。反響分散時代のユーザー動向や経営者が見直すHPのポイント
しかしながら、自社ホームページは公開しているだけではお客さんは集まりません。
そのホームページへの一つの集客手段としてリスティング広告を利用する会社が増えています。
ちなみにリスティング広告とは、
GoogleやYahoo!にて検索をした際に、検索結果上部に表示される広告になります。基本的にはユーザーがクリックすると課金されます。広告の表示順位は複数のアルゴリズムとなっていますが、基本は1クリックあたりの設定金額に応じて順位が決まります。ある意味では競売の入札の仕組みに似ているかもしれません。
さて、このリスティング広告を運用する際に、自社で運用することもできますが、
非常に手間と時間がかかるため多くの会社はリスティング広告の運用を業者に依頼をします。
では不動産会社が業者に依頼する場合、どんな会社に依頼するのがいいのでしょうか?
結論から先にお伝えしますと
「不動産専門の運用会社に任せたほうがいい」
です。
理由は非常に簡単。
不動産集客・不動産業界・不動産営業の仕組みを理解していない会社・担当が運用しても結果がでないからです。
一般的にリスティング広告を運用している会社は業種を問わず運用を行っているケースが多いです。
その中で今までの実績の提示があったり、関連したキーワードなどの提案はあります。
ただ、リスティング広告方法の理解や技術はあっても、根本的に不動産の知識がない。
そのため、その不動産会社にあった提案はできないと言っていいでしょう。
よくあるケースでは過去に行った他社のリスティング運用キーワードの組み合わせをそのまま配置するだけ。
広告文も同様・・・
これでは当然結果はでません。
では私が過去に見てきた「他社が運用していて残念な例」を具体的に何点か紹介します。
例1
・地域特化している会社にエリアを絞ること検討できていないリスティング業者
主に戸建ての販売をしているA社。地域特化しているため購入するお客さんのほとんどは
その地域に土地勘があり、その地域からの住み替えがほとんどとのこと。
リスティング予算に上限があるのにもかかわらず他の地域からの流入を絞っておらずすぐに予算が終わってしまっていました。
恐らく、そういった購入層のヒアリングをしていない、もしくは理解ができていなかったのでしょう。
例2
・戸建て専門会社にマンションのキーワードも盛り込んでしまうリスティング業者
こちらも戸建てをメインに販売しているB社。複数エリアをターゲットに販売していたため
その数エリアの地域キーワードを盛り込んでリスティング運用。ただ、戸建てメインにもかかわらずマンション系のキーワードが流入として入っていました。さらには新築マンションのワードも多数入っていました。
同じ不動産という認識で運用していたのか。もちろんマンションから戸建てへ振れるケースがあるのであればそれも〇なのですが・・・。
そこまでの理解はなかったようです。ちなみに新築マンションを探している人を戸建てに振れるケースはほぼないとのことでした。
例3
・高額投資物件(一棟)販売会社に「はじめての不動産投資」「投資 稼ぐ」「投資マンション フルローン」のキーワードで運用してしまうリスティング業者
高額投資物件(2億以上)を専門に扱う投資物件仲介会社。ヒアリングをすると対象となるのはある程度自己資金の出る富裕層とのこと。
当然ながら初心者や投資マンション、フルローン、ましてや「投資 稼ぐ」のようなワードは完全に対象外。これは完全に高額投資物件を購入できる属性を理解していない例ですね。 さらに広告文に「スタートから万全のフォローアップ」といった文言まで・・・これでは反響があっても成約という成果にはまず結び付かないですね。
<不動産集客におけるリスティング運用ができる会社の見極めるポイント>
・エリア特性の確認のない業者 ×
・賃貸、売買、投資などの物件販売手法を理解していない業者 ×
・運用するキーワードすら出さない業者 ×
一番は営業に来た人と会話をしてみてある程度不動産のことを理解できるか?
逆に上記のようなヒアリングをぶつけてくるか?を見極めたほうがいいですね。
リスティング広告・不動産広告に限らず100%成果の出る広告はありません。
ただ、より高い確率で成功する業者を選ぶことはできるでしょう。
数万円からリスティング広告を利用できる時代。競合も増え、大手中堅会社が多額の投資をしてくる中
それに対抗するには不動産を理解した専門会社に任せることは必須となってきているでしょう。
最低でも数十万〜数百万運用するリスティング広告。
これだけのお金をかけるのですから、しっかりとした業者の選定をすることをおススメします。
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明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。
正月があっという間に過ぎて、仕事がスタート。
気付けば今日で23日。はやいですね。。。
今年は元旦から仲間とタイ(バンコク)へ旅行にいくという正月を過ごしました。
久しぶりのタイは、思っていたよりもずっと発展していたという印象。
というよりもバンコク中心地は新宿となんら変わりのない印象を受けました。
ちなみに、最近話題のQRコード決済などは
タイのほうが圧倒的に普及しています。
フードコード、ショッピングセンター、ホテルなどさまざまな施設で利用できます。(露店などはまだですね)
今回の旅行は観光で予定キツキツといったスケジュールは組まず、
ゆっくりと時間を過ごすことができました。
そこで、今年考えたことすこし綴ります
私は正月に毎年今年の文字を決めています。
今年の文字は、
「原点回帰」
原点回帰とは・・・
基本に立ち返ること。初心に立ち戻ること。そもそもの事の起こりに再び忠実になること。
私は今年で博士ドットコムに入社して丸14年となり15年目を迎えます。
当時の私はとにかく知識もなければ経験もない・・・それなのに強気で生意気な人間でした。
要はけっこうなダメ人間。。。
そのため、とにかく目の前の仕事をがむしゃらにこなすしかない日々を過ごしていました。
朝から不動産会社へ飛び込み営業やテレアポ、17時からやっとWEB制作の時間がスタートしてあっという間に時計が12時の針を過ぎていて終電で自宅へ。そこから1〜2時間はhtmlの勉強。
そんな毎日だったのが思い出されます。
今年「原点回帰」の言葉を掲げたのは
15年前の自分を新たに振り返り、もう一度初心に立ち戻り自分をどうやって成長させていくか?
どういった思いで過ごしていくかを考え行動していきたいと考えたからです。
あたりまえですが、15年前同様にがむしゃらにやるだけでは絶対にうまくいきません。
ただ、当時の気持ち・気概をもって過ごすことが大事だと考えました。
毎年毎年1年の過ぎるスピードが加速していく。
これは誰もがそう感じる部分があるかと思いますが、
ここ数年は「なんとなくすぎてしまう一年」
になってしまったのではないか・・・
それを改めて思いました。
そして、どこか心に余裕がなくなっている自分を去年気づかされました。
大好きなゴルフも1つ1つのショットへの追求からか、
小さなミスでも嫌な気持ちになっている自分。
たいして練習していないのにもかかわらず、良いスコアが出ず嘆く自分・・・。
こんな自分を去年ある方に指摘していただき、12月にいったゴルフは久々に心から楽しむことができました。
そして同時に思ったのは「これは仕事も同じではないか?」
考え方ひとつで大きく物事や気持ちは変わります。
繰り返しになりますが、15年前と今とは環境も立場も違う。
しかし、入社当時のやってやる!という気持ちは変わらずに
・今でしかできない行動
・自分にしかできない行動
・何よりすべてを楽しむこと!
・ポジティブになること!
を続け、
「原点回帰」の気持ちをしっかり持ちながら1年やっていきたいと思います!^^
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